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バイク事故に遭遇したら 軽症編

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バイク事故を目撃した場合の対応マニュアル 

バイク事故を目撃した場合の対応マニュアル  軽傷編

2023/11/19

バイク事故を目撃した場合の対応マニュアル

出血・四肢骨折時の応急処置と二次被害防止方法

皆さん、こんにちは!

今回のブログでは、バイク事故を目撃した際の正しい行動や対応方法についてお伝えします。事故現場での急な状況に遭遇した時、正しい対処法を知っておくことが大切です。

このブログでは、そのような緊急時の状況に遭遇した際の基本的な対処方法や行動指針について詳しく解説していきます。心に留めておいてほしいのは、正確な医療情報や専門家の意見を受けることの重要性です。それでは、まずは大事なポイントを見ていきましょう!

 

目次

    赤十字救急法から学ぶ救助者の守るべきこと

    救助活動に従事する前に。
    自分のため、安全のために救助側に立った場合に大切なこと。

    ・自分自身の安全を確保します。
    ・周囲の状況を観察し、二次事故の防止に努めます。

    ・原則として医薬品を使用しません。

    ・医師または救急隊などに引き継ぐまでの手当と認識

    ・必ず医師の診療を受けることをすすめます。

     


    1.二次被害を防ぐこと

    交通事故の二次災害とは、事故車両が後続車に衝突されたり、はねられたりすることです

    二次事故(災害)の危険があるときは、その危険を排除してから傷病者の手当を開始します。バイク事故は大なり小なり車両と傷病者が離れている可能性が高いです。(衝突や滑走により運転手が投げ出される為)

    ・停止表示器材(三角表示板)や発炎筒で後続車に事故を知らせておく

    ・周囲の人に交通整理や後続車の誘導を依頼する

    ・傷病者が動ける場合は、安全な場所に退避させる。(基本はその場から動かさない方が安心です。)


    2.傷病者の観察

     ○意識障害 ○気道閉塞 ○呼吸停止 ○心停止 ○大出血は直ちに手当をしないと生命にかかわります。

    二次事故(災害)の危険がない場合、あるいは危険を排除した後は、直ちに手当・通報すべき傷病者であるかどうかを判断します。怪我の大小に関わらず認識したら、迷わず救急車の要請を。

    ◉動ける場合

    ・安全なところに移動してもらい、楽な姿勢をとってもらう。

    ◉動けない場合 

    ・大量に出血しているかどうか。(血が流れ出ている)確認

    ・意識の確認(呼びかけ・刺激)

    ・呼吸の確認(正常な呼吸の確認 10秒で2回〜3回)

    ・脈拍の確認(正常な脈拍の確認 10秒で12回〜15回)

    ・動作確認(手足を自力で動かせるか)

    まずはCPRが必要なのかどうかの確認をしたい。心臓が止まると、血流が停止して脳に血が回らなくなり、約10秒で意識がなくなります。そして1分以内に呼吸も停止します。

    意識がなく、呼吸がない場合はCPR(心肺蘇生)


     3.出血の対応

    止血するとき、救助者はできる限りグローブやビニール袋を使用し、感染予防に努めます。 

    直接圧迫止血:出血がある場合は、ハンカチ等の布で直接傷口を押さえ、出血を止めます。押さえる圧力は適度なものであり、止血ができるまで継続します。


    4.骨折の対応

    基本は安静に、固定できるものがあれば固定を。

    ・全身および患部を安静にします。

    ・骨折部が屈曲している場合、元に戻そうとすると、鋭利な骨折端が神経、血管などをきずつける恐れがあるので、そのままの状態で固定するか動かさない。

    ・傷病者の最も楽な体位にします。腫れを防ぐために、できれば患部を高くします。

    固定できる物を代用できればいいが、難しい場合は、動かさないが基本。


    5.経過観察と情報整理

    状態が急変することも。救急隊に多くの情報を。

    身軽に動いていた場合や、意識も呼吸もあった場合でも、急に状態が悪くなる可能性もあります。常に傷病者の様子を見ておくことで、いち早く気づけるかもしれません。

    ◉状態が悪くなった時

    ・楽な体位にさせる。

    ・保温をする。

    ・呼吸と意識に気を配る。

    意識と呼吸がなくなった時はすぐにCPR(心肺蘇生法)に移行。

     

    ◉救急隊到着した時は情報を伝える。

    ・発見時の状況
     倒れた人が、どこで、どのようにしていたか?

    ・救急隊到着までの変化
     呼び掛けに対する反応の変化や顔色

    ・実施した応急手当の内容
     止血方法や心肺蘇生法、AEDによる電気ショックの回数

     


    まとめ

    基本的な応急措置

    当ブログでは、軽度のバイク事故に出会った時の適切な行動を解説しました。ただし、状況によって異なるプロセスを踏むこともあります。緊急時の処置に関しては、訓練を受けた専門家や救急医療チームの指導に従うことが最も重要です。

    バイク事故の目撃者は、冷静さと的確な判断が求められます。病院前救護が行われるだけで、救命率はかなり高くなります。知識の取得や訓練を行うことで、自信をもって対応できると思います。

     

    皆さんで、バイクをもっと安全なものにしていきましょう。

     

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